大手町の森にひっそりと配置された「母子像」

大手町の森にひっそりと配置された「母子像」

アメリカ同時多発テロで犠牲になった富士銀行職員のための慰霊碑

2014年4月に竣工した大手町タワー。みずほファイナンシャルグループ、アマン東京、ショップ・グルメの店舗が入居する賑わいのある高層ビルです。
ここには以前旧富士銀行本店ビルがあり、それが大手町フィナンシャルセンターに変わり、さらに大手町タワーへと建て替わってきました。
その大手町タワーの隣りに都心ではとてもユニークな「大手町の森」があります。広さは約3,600㎡に及び、「都市を再生しながら自然を再生するという開発コンセプトを具現化したもので“本物の森”」といわれます。
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東京建物HP/CSRの取り組み『特集2』の説明によれば
「千葉県君津市の山林に約1,300㎡のスペースを確保し、土の起伏や人工地盤、土壌の成分、樹木の密度や種類などを、計画地と同じように作り、約3年かけて施工方法や植物の生育、適切な管理方法を検証し、それらの結果をもとに君津から大手町に育成した土壌や植物を移植しつつ、敷地全体に“本物の森”を再現した」――とあります。

この森の一角に『母子像』と、とある鉄骨の一部がひっそりと配置されています。じつはこの鉄骨はニューヨーク消防本部から寄贈された世界貿易センタービルのものです。つまりこれらのモニュメントは、アメリカ同時多発テロで犠牲になった富士銀行職員のための慰霊碑なのです。もともとこの慰霊碑は、みずほ銀行大手町本部ビル(旧富士銀行本店)に設置されていたのですが、大手町の森が完成したことからこの場所に移設されました。
ちなみに「母子像」は著名な彫刻家、山本正道氏の作です。

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